睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療方法
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- 睡眠時無呼吸症候群外来の患者さまへ
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状が認められ、医師が必要と判断して精密検査を実施し一定の基準を満たすことによって保険適用となります。
その後は保険適用を受けるため、1~3か月に一度の受診が必要です。
3か月を超えた場合、超えた月は自費扱いとなりますのでご注意ください。
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の重症度や原因に応じて以下の治療方法があります。
治療方法
目次
- ※当院で行っている治療となります。
- 「Continuous Positive Airway Pressure」の頭文字をとって、「CPAP(シーパップ)療法:経鼻的持続陽圧呼吸療法」と呼ばれます。 閉塞性睡眠時無呼吸タイプに有効な治療方法として現在欧米や日本国内で最も普及している治療方法です。
CPAP療法の原理は、寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開いておくことで無呼吸状態とさせないというものです。
CPAP治療を受けにはまずは診察と検査が必要です。 - 詳しくはこちら
- ※現在、当院ではこの治療を行っておりません。
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下あごを上あごよりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。「マウスピースをつけて寝るだけ」と思うと手軽に思えるかも知れませんが、必ずしも全ての症例に効果的な治療方法というわけではありません。中等症までの閉塞性睡眠時無呼吸タイプに対しては比較的効果が見られやすい一方で、重症の方の場合には治療効果が不十分とされる報告もあります。
※マウスピース治療は、平成16年4月より保険適用となりました。 - ※現在、当院ではこの治療を行っておりません
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すべての睡眠時無呼吸症候群(SAS)に有効というものではありませんが、気道を塞ぐ部位を取り除く根治療法です。
小児の多くや成人の一部で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因がアデノイドや扁桃肥大などの場合は、摘出手術が有効な場合があります。
軟口蓋(のどちんこ)の一部を切除する手術法もありますが、治療効果が不十分であったり、数年後に手術をした部位が瘢痕化して睡眠時無呼吸症候群(SAS)が再発することが少なくありません。
上述のとおり、外科的治療は限定的ですので、睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療は長期に及びます。治療に当たって生活習慣の改善が必要になるのは言うまでもありません。 - 肥満気味の方の場合は首・喉まわりの脂肪が気道を狭くしている可能性がありますので、減量も治療の一環になります。 また、鼻づまりや鼻の諸症状で鼻呼吸がしにくい場合には、まず鼻症状の改善から取り組む場合もあります。
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